亀岡語り会 第三回 「空蝉」 12月33日(土)2022
あらすじ
[帯木の巻後半]
源氏は方違えに 泊した邸で、主の紀の守の若い継母がここに来合わせていると聞く。雨夜の品定めで中の品の女性に興味を持っていた源氏は、皆が寝静まると女の寝所に忍んだ。その後も源氏は女の弟小君を手なずけ逢瀬を企てるが、女は人妻である我が身を謹み源氏を受け入れようとしない。
[空蝉の巻]
源氏は腹立たしい思いでいたが諦められず、ある夏の夕方再び女の元へ忍んだ。格子から女とその継子が碁を打つ姿を垣間見、美しい継子と貧相だが奥ゆかしい女を見比べる。夜更けて、女は源氏のことを思い眠れずにいる。と、寝所に忍び込んでくる源氏の気配に気づき、隣で眠っている継子を残して床を抜け出した。源氏は美しい継子と契ってしまう。
女の薄情にし失望た源氏ほ恨みながらも彼女が抜け殻のように残した薄衣と添い寝し、恋しい思いを文に託す。源氏の志に女は我が身の拙さを嘆く。
今回は大圓寺様の本堂での語り会です。
陶芸家 中井絵夢さんの作品展示があります
亀岡語り会 第二回 「雨夜品定」 5月26日(木)
雨夜の品定 あらすじ
五月雨の降りやまない物忌みの夜、十七歳の源氏の居室に頭中将、左馬頭、藤式部丞が集います。いずれも女性体験が豊富で、源氏はそれぞれの体験談に耳を傾けると
普段接している上流の女君にない魅力が、中の品(中流)の女にはあるとか・・・・。
妻を選ぶならその容姿よりも、貞淑で、嫉妬をしない女をといい、伴侶には遠い女の例を具体的に挙げてゆきます。指食い女(嫉妬の女)、木枯しの女(浮気な女)、常夏の女(内気な女)、蒜(ひる)食い女(賢こすぎる女)・・・・・
源氏は藤壺への思いを胸に秘めながらも、中の品の女に興味を抱きます。
頭中将の打ち明けた常夏の女は後に夕顔の君として登場します。
源氏はここから外の世界に目を向け、様々な女君に出逢っていきます。
これから源氏物語に登場する女君たちを予感させる、女房語りというよりも台詞劇のような段です。
後半の空蝉の登場する「帚木の女」の段は、第三回目に「空蝉」の巻とともにお送りします。
日本画家のベリーマキコさんの作品展示がございます。
第一回 源氏物語入門
5月26日(木)
午後2時開演(開場は1時半)
終了は4時頃です
ご予約制3000円
お申し込みはこちらです
0771-24-2168 (舞舟)
30名でゆったりまいります。
どうぞご参加下さい。
ゲストハウス舞舟 アクセス
*京都駅から園部行きで20分
馬堀駅下車徒歩1分
*トロッコ亀岡駅から徒歩5分
お申込は以下からどうぞ