スケジュール 1月2月 (2021)

京都  1月24日(松栄堂)   

大阪  2月28日(西区) 延期になりました

 

京都連続語り会 第二十九回 『梅枝』 一月二十四日(日) 2021

  

源氏物語 梅枝 山下智子 ちらし表 松栄堂

 

はなの香は 散りにし枝にとまらねど

うつらむ袖にあさく染まめや

 

 

 

かすんだ月の光も奥ゆかしう

気品のある感じがし

花の香もやさしいとこへ御殿の辺りには

言いようもないほど匂いが満ちて

人々のお心持ちも

 たいそう風流なことでござります。

 

 

 

 

梅枝 あらすじ

 六条院源氏の大臣は十一歳の明石の姫君の裳着の支度を急ぐ。源氏の大臣は蔵から唐渡りの香を出させ、女の方々に薫物の調合を依頼し、自らも秘伝の香を調合する。裳着の式の前日、依頼した香が揃い、弟の兵部卿の宮に薫物合わせの判者をさせる。その夜は明日の管弦の遊びの下稽古となり、美声の弁少将が「梅枝」を謡い、歌を詠みあって夜が更けた。

 翌日の明石の姫君の裳着は盛大を極め、秋好中宮が腰結いをつとめた。源氏は六条院に気後れする貴族達の噂を聞いて東宮入内を延期、先を譲る。また、華麗な調度類に加えて優れた手習いの手本を方々に依頼し、前の帝の手になる冊子をはじめ名筆が六条院に集まってくる。

 内大臣は娘雲居の雁が夕霧との恋に悩んでいるのに胸を痛める。源氏も親として訓戒を与えるが、夕霧の心は変わらない。雲居の雁は夕霧の縁談の噂を聞き心を乱す。

 

 

 

第二十九回【梅枝】第三十二帖

 

1月24日(日)

 

松栄堂 カラニホール

https://www.shoyeido.co.jp/

中京区烏丸通二条上ル東側

 075-212-55901(当日のみ)

 

ご参加費 4000円 要予約

全席 御椅子席です。 定員 50席

 

午後時開演

語り会場には1時30分からお入り頂けます。

 

アクセス  

地下鉄烏丸線 丸太町駅 7番出口 徒歩3分

地下鉄烏丸線・東西線 烏丸御池駅 1番出口 徒歩5分

 


源氏物語 梅枝 ちらし 松栄堂 山下智子
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松栄堂 香老舗

 

松栄堂さんは京都のメインストリートにある

香の老舗、芳ばしい香りで京都の文化に常に寄り添いいにしえと今を繋いでおられます。

今回は薫習館五階の大広間カラニホールにて

薫りの巻「梅枝」を語らせていただきます。

畑社長様から有り難いお声がけを戴き実現致しました。

当日は畑社長様直々に、源氏物語のお香にまつわるお話をお聞かせ下さいます。

一階店舗から続く薫習館には薫りのお散歩コーナーでは、薫り体験をお楽しみ頂けます。

 

また奥のギャラリーでは、手描き友禅作家 尾崎尚子さんの源氏物語作品の展示が御座います。開演前、終了後にごゆっくりお楽しみ下さい。

 

コロナ禍の開催ですので、万全の対策で皆様をお迎え致しますが、エレベーターなどは特にスタッフの誘導にご協力下さいますようお願い致します。

 

 お申し込みは以下からどうぞ

 

メモ: * は入力必須項目です

 

二月 二十八日(日)大阪西区民センター 「紅葉賀」

 

この公演はコロナ禍緊急事態宣言発令により延期となりました。

日程の変更お知らせは追ってアップ致します。

ご迷惑をおかけいたします。よろしくお願い申し上げます。