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五月二十六日(土)京都野仏庵 『花宴』 |
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京都 野仏庵詩仙堂斜め向かいに位置する風流な庵野仏庵での恒例の語り会です。門は西園寺公望が新撰組に追われて丹波須知(京都府 丹波町)に身を隠 した住まいの門を移したもの。広い敷地のあちこちに野仏と趣ある茶室が点在、母屋から見下ろす緑深い庭は、光源氏が若紫を発見した北山を彷彿とさせます。
「花宴」の巻では、藤壺へのやるかたない想いが逸れた先にふと現れる美女朧月夜の君に、源氏の君がのめりこんでゆき、後に弘徽殿の怒りをかい 須磨流謫へと繋がってゆきます。
短い巻ですので今回は原文も併せてお聴ききただきます。
場所 野仏庵 京都 左京区一乗寺葉山15-3
開演 午後1時30分時(開場1時)
入場料 3.000 御抹茶と御菓子付き
主催 紫苑語り会
後援 紫式部顕彰会 古典の日推進委員会
協力 大修館書店 創造集団アノニム 三好律子
音響 チーム・アノニム
宣伝美術 鈴木衛+白崎まもる
お申し込み 野仏庵 TEL 075-721-3000 FAX 075-712-8828(局番がTELとは違います。お間違えなく。FAXをお持ちの方は御手数ですが、御名前、人数、ご連絡先を明記の上お申し込み下さい)
お問い合わせ 紫苑京都事務局 TEL 090 9054 1677 FAX 075ー541-6041
いずれも夜遅い時間はご遠慮くださいませ。
山下智子へのメールでも 前日まで承ります。御名前、人数、代表者の方のお電話番号、メールアドレスをご記入下さい。
野仏庵紹介 (りせさんのブログ『京都を歩くアルバム)』
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六月二十四日(日) 板橋区立蓮根図書館 『紅葉賀』 |
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6月24日(日)「紅葉賀」
板橋区立蓮根図書館
午後3時開演
お問い合わせ 板橋区立蓮根図書館
TEL 03(3965)7351
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六月二十九日(金)三十日(土) 隔月連続公演 第十八回 『朝顔』 |
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第二十帖 『朝顔』 あらすじ
源氏三十二歳 従姉妹である朝顔の姫君が、亡くなった父式部卿宮の喪に服するため斎院を退き桃園の宮に移り住んだ。源氏は前斎院となった朝顔を訪ね、かねてよりの恋情を訴えるが、朝顔はよそよそしく、後に朝顔の花によそえて贈った歌にもつれない態度である。
紫の上はその噂を耳にし、桃園の宮に暮らす朝顔の叔母 五の宮の見舞いにかこつけて出かけてゆく源氏の艶やかな姿に心底不安になる。
源氏は桃園の宮で尼となった源典侍に出会った後、朝顔に求婚するが、朝顔は拒み通し勤行に専念する。
源氏は紫の上に朝顔とのことを弁解し、夕暮れ時雪の積もった庭に童女達を下ろし雪まろばしに興ずる。その夜源氏は紫の上に、かつての女君たちのことを語ったが、源氏の夢に藤壺が現れ、罪が知れたと言って恨んだので、その鎮魂を祈るのだった。
藤壺という心の軸を失って 源氏の心は朝顔の姫宮に向けられます。
朝顔は光に靡かなかった女君として源氏物語の中に凛と咲く花です。
この拒絶は源氏の求愛に対して苦しみ抜いた空蝉のそれとは違い、
何か超然としたものを感じさせ、
紫式部そのひとの心をかさねてみるのも興味深いこととおもいます。
開演時間 29日 (金) 6時半(開場6時)
30日 (土) 3時 (開場2時半)
入場料 前売り:2,000円 (当日:2,500円)
場所/明大前 キッド・アイラック・アート・ホール
東京都世田谷区松原2-43-11
チケットのご予約/キッドアイラックホール
TEL. 03−3322−5564 FAX. 03−3322−5676