スケジュール ９月１０月

お問い合せ/お申し込み　０４-２９４９-１１９３

第四帖　『夕顔』

日時　９月３０日（日）６時開演

場所　　静岡市　国指定有形文化財　旧五十嵐邸

開場　　５時３０分

第四帖　『夕顔」の巻

１０月６日（土）

会場　　所沢市立柳瀬図書館　所沢市城９６４－８（柳瀬公民館　２階） 

　https://lib.city.tokorozawa.saitama.jp/lib_map/map_07.html

お問い合せ/お申し込み　０４-２９４４-４０２３

第六帖　『花宴』

日時　１０月１３日（土）５時３０分

於　　「ホテル松島　大観荘」

ねんりんピック宮城・仙台２０１２協賛イベント「百人一首かるた交流大会」

１４日（日）ねんりんピックで開催される、競技かるた大会のセレモニーで

源氏物語を語らせていただきます。

競技かるたに参加挑戦なさる60歳以上の方を応募しています。

通常の語り会とは異なり、大会に参加される方が対象です。

お問い合わせ　 宮城県かるた協会

TEL・FAX　０２２－２１４－５３２５
メール　ken-endo46@k8.dion.ne.jp

小倉百人一首のお好きな方は是非ご参加下さい。

恋ひわたる身はそれなれど玉かづら　いかなる筋をたづね来つらむ

このような子がいると　なんとか人に知らして

兵部卿の宮などがこの邸の中を気にしといやすお気持ちを

さわがしてあげとおす。

玉鬘　あらすじ

　源氏は若かりし日の恋人で急死した夕顔を、時を経ても忘れることが出来ない。現在は紫の上に仕える夕顔のかつての女房右近は、今もし夕顔が存命なら明石の御方くらいの待遇はお受けになっているはずと嘆いている。

　夕顔が当時の頭中将（現内大臣）との間に儲けた忘れ形見の姫（玉鬘）は、母亡き後、乳母の夫の太宰の少弐任官に従って移り住んだ筑紫の地で美しく成長した。少弐はこの地で没し、姫を都に戻す機を得られずに焦りがつのる中、姫の美貌を聞きつけて肥後の豪族大夫監が強引に求婚してきた。乳母は息子の協力で辛くも難を逃れ、闇に紛れて海路都へと向かった。

　内大臣のもとに名乗りを上げることも出来ないまま秋を迎え、玉鬘一行は長谷寺に姫の開運を祈った。その宿で、昔夕顔に仕えた右近に巡り会う。　右近の報告を聞いた源氏は、姫を六条院に招き寄せ、花散里に後見を委ねる。美しく成人した玉鬘に夕顔の俤をかさね、源氏はこの数奇な縁に心震わせる。

（衣配りの段は次回｢初音｣の巻に添えて語ります）