スケジュール 5月6月 (2021)

 

京都  5月16日(日) (宝鏡寺)

奈良  5月29日(土) (三五夜)

 

東京連続語り会は、コロナ禍のために休止しております。必ず再開致しますのでもう暫くお待ち下さい!!

 

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 五月十六日(日)京都語り会 「若菜 上」其の一 宝鏡寺 本堂

 

  五月二十九日(土) やまと ひかりたまゆら「花宴」

 

緊急事態宣言延長を受けて中止となりました  

35名以下での小さな語り会であれば開催できるかと考えておりましたが、緊急事態宣言が延長となり、またワクチン接種が一向に進まない情況下では、安心してお越し戴くことも難しいと判断致しました。せめて緊急事態宣言が解除され、少しでも不安が緩和されてからの開催にと、次回に望みを繋げたいと思います。

源氏物語 若菜 上  山下智子 宝鏡寺

第三十四帖『若菜 上』その一

 

 

さしつぎに見るものにもが万世を

黄楊の小櫛の神さぶるまで

 

   

年端もいかず 

ただ独りを頼もしい者に思うてきたのに

うち捨ててしもうた後の世に途方にくれるのやないかと

どこまでも気がかりで心苦しおす 

  

(若菜の巻 上 より)

 

 

若菜上 その一 あらすじ

 

 源氏の兄である朱雀院は病がちで出家を決意するが、最愛の娘女三宮の将来が心配の種だった。柏木、螢の宮など熱心な求婚者が大勢いる中、夕霧に、とも考えるが父光源氏と比較、乳母の意見と働きもあって、幼かった紫の上を理想的な妻に育て上げた源氏を適任者と考えた。源氏はこの申し出に最初は女三宮の降嫁を辞退したが、宮が亡き藤壺の宮の姪であることに心惹かれるものもあった。

 年の暮れ、朱雀院は女三の宮の裳着の儀式を盛大に催した後、出家を果たした。院を見舞った源氏は女三宮をあとに残す苦衷を訴える院に同情し、女三宮の後見を承引することにした。

 内親王である女三宮は正室として迎えねばならず、源氏は紫上に配慮し言葉を尽くが、源氏だけを生きる頼みにしてきた紫の上の衝撃は大きい。上は絶望と不信に陥りながらも取り乱すまいと平静を装うのだった。

 

 人形の寺 宝鏡寺さん

 

中世京洛に栄えた尼五山第一位の景愛寺の法灯を今に受け継ぐ尼門跡寺院です。

開山は、景愛寺第六世の光嚴天皇(こうごんてんのう)皇女華林宮恵厳(かりんのみやえごん)禅尼で、後光厳天皇より宝鏡寺の号を賜り、その後も、多くの皇女が歴代となり、百々御所(どどのごしょ)とも呼ばれています。

現在は、人形の寺とも呼ばれ、毎年春と秋に一般公開をしておられます。

 

 今回は御厚意により特別に御門を開いて下さり、本堂にて物語をお聞き戴きます。

本堂の襖画は、狩野探幽の筆による【秋草図】 風にそよぐ秋の草が繊細に描かれています。

この頃には光格天皇からの受け継がれた伊勢撫子がたおやかに咲き匂います。

皇女女三宮登場の兆しとして、雛にかさねてお聞き戴きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第31回 【若菜 上】其の一 第三十四帖

    

5月16日(日) 

 

開場   13時30分より

開演   14時

 

ところ 宝鏡寺 本堂

 

 ご参加費 4000円  要予約

全椅子席。

お座布団席ご希望の方はお知らせ下さい。

 

宝鏡寺 サイト   アクセス

上京区寺之内通堀川東入ル百々町547
TEL:075-451-1550(当日のみ)

 

  • 京都駅より市バス9号系統「堀川寺ノ内」バス停下車 徒歩1分
  • 三条京阪駅・阪急烏丸駅より市バス12号系統「堀川寺ノ内」バス停下車 徒歩1分
  • 京都市営地下鉄「今出川駅」・「鞍馬口駅」下車 徒歩15分

 

駐車場はございません

 

源氏物語 藤裏葉 山下智子 法然院
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メモ: * は入力必須項目です

コロナウイルス感染防止対策といたしまして、広い会場にお席の間隔をあけ、お客様にも恐縮ですがマスク着用をお願い致します。マスクで対応出来ない万が一の時のためにハンドタオルなどご持参下さい。受付には消毒薬、除菌シート、スクリーン、スタッフのマスク着用、換気など、できる限りの対策を取ります。語り手の正面にはアクリル板のスクリーンを設置致します。

また今回は御予約の皆様の御名前と御電話番号をお伺い致します。万が一の場合提出が必要なときに備えてのもので、紫苑語り会が厳重に管理致します。ご理解とご了承を頂きたく存じます。

 

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五月二十九日(土)『やまとひかりたまゆら』第二弾 

 

源氏物語、千年の響き 染まる清風 「花宴」  中止延期となりました

 

奈良 三五夜さん『やまとひかりたまゆら』の第二弾。今回は「花の宴」です。

雅楽ユニット「天地空(てんぢく)」の雅楽演奏、京友禅の染色作家 瓔月(尾崎尚子) さんの帯や数寄屋袋・帯揚げなどの染色小物、そしてお茶の概念を覆すような煎茶道で淹れる玉露の味わいをご堪能ください。

 

花の宴で源氏が舞う、春鴬囀(春の鶯さえずる)といふ舞と、頭中将が舞う、 柳花苑といふ舞。この情景が現れるような演奏をお楽しみ頂きたいと思います。

 

花の宴 源氏物語 第八帖

春たけなわの宮中にて催された桜の花の宴、許されぬ恋人 藤壺を思いあぐねた源氏の君が忍び込んだのは弘徽殿の御局、そこで出逢い恋におちたのは、政敵右大臣家の娘でした。前回の紅葉賀と対になった物語です。

 

第一席:11時から  第二席:15時から (同じ演目です)

お席料 6000円

 

で、換気のため窓を開ける時間を設けておりますので、体温調節のできるよう羽織るもの等ご持参ください。

【お申し込み方法】

ご参加ご希望の方は、三五夜ホームページの「お申し込み」フォームをご利用下さい。 https://sangoya.shop/contact/

①お名前 ②参加人数 ③参加希望のお席(第一席か第二席かのどちらか)

④当日ご連絡のつく携帯電話番号を明記して下さい。

三五夜さんからの返信を以てご予約完了とさせていただきます。

 

※定員に達し次第ご予約受付を終了し、以降キャンセル待ちにてお申し込みを受け付けさせていただきます。

※会場は畳敷きの部屋にて、座布団に座っての鑑賞になります。服装に特に決まりはございません。リラックスできる平服(普段着)でお越し下さい。足の不自由な方には椅子のご用意もございますが数に限りがございますので、何卒譲り合ってご利用いただきますようお願い申し上げます。

 

 

※新型コロナウィルス感染防止措置のため、三五夜入店時の検温、手指のアルコール消毒、公演中・茶会での飲食以外でのマスクの着用を実施しておりますのでご協力をお願いいたします。会場内には空気清浄機の設置をしております。公演の途中