スケジュール 1月2月 (2020)

京都  1月19日(長楽館)     2月23日(カメリア)

東京  1月26日(亀有) 29日(調布)  2月15日、16日( 成城)

大阪  2月29日(西区)

 

京都連続語り会 第二十五回 『野分』 一月十九日(日) 2020

  

源氏物語 野分 山下智子 ちらし表 長楽館

 

第二十八帖『野分』

 

 

風さわぎ 村雲まよふ夕べにも

 

忘るる間なく わすられぬ君

 

 
気品がおして綺麗で
ぱっと匂うてくるようどして
春の曙のかすみの聞から
趣のおす樺桜が咲きこぼれたのを
見る思いがするのどす。

(野分の巻より)

  

 

野分 あらすじ

 

 野分(台風)の風見舞いに六条院南の御殿を訪れた夕霧は、はじめて義母・紫の上の美しい姿を垣間見る。父源氏が自分を紫の上に近づけぬようにしたことと思い合わせ、夕霧はまんじりともせず、その美しい面影に一夜思い乱れる。 翌朝、花散里、秋好中宮を見舞い、秋の御殿の様子を源氏に報告するが、御簾の内の紫の上の気配を感じて物思いに耽る夕霧の姿に、察しの良い源氏は不審に思う。源氏は夕霧をお供に中宮を見舞った後、明石御方を形ばかりに見舞い、玉鬘のもとへ。いつものように色めいた戯れ言に困惑しながらも微笑む玉鬘、その様子を垣間見た夕霧は親子とも思えない程の二人の親密さに驚く。生真面目な夕霧だが、垣間見た紫の上、玉鬘の美しさに心が動いて、明石の姫の様子も隙見、その後祖母大宮のもとへ行く。大宮は来合わせた内大臣に孫・雲居雁に会えない寂しさを訴えるが、内大臣は源氏、夕霧へのこだわりを捨てきれず、また、娘近江の君の不出来に愚痴をこぼす。

 

 

源氏の子息 夕霧の中将の隙見を通して描かれる六条院の女君達の物語です。

 

 

 長楽館(京都市指定有形文化財) 

 

 

長楽館は明治42年に煙草王・村井吉兵衛の別邸として建てられ、日本の名立たる偉人、各国の皇族・大使といった方々が華やかな時を過ごした迎賓館、

110年の歴史の香りを放つ洋館に格調高い調度品の数々、眼福の時空間です。

 

 

開場前、終演場には、カフェ、レストランでの優雅なひとときを、ご随意にお楽しみ下さい。

 

語り会場は『飛翔の間』です。

開場時間は1時30分となります。

京都以外からお越しの方にはご宿泊もございます。長楽館様にお問い合わせ下さい。きっと素晴らしい時間になることと思います。

 

第二十五回【野分】第二十八帖

 

1月19日(日)

 

 

長楽館  飛翔の間

https://www.chourakukan.co.jp

東山区 八坂鳥居前東入円山町604

075-561-0001(当日のみ)

 

ご参加費 3500円 要予約

全席 御椅子席です。

 

午後時開演

語り会場には1時30分からお入り頂けます。

 

アクセス  

京都駅:市バス206、100で祇園下車

阪急河原町京阪祇園四条:八坂神社→円山公園内

 

タクシー:長楽館(東側正面玄関)

駐車場は最寄りのコインパーキングをご利用下さい。

 

 お申し込みは以下からどうぞ


源氏物語 野分 ちらし 長楽館 山下智子
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メモ: * は入力必須項目です

 

一月二十六日(日)亀有連続語り会 「夕霧」後編

源氏物語 夕霧 山下智子 ちらし 亀有

 

「夕霧」後編 第三十九帖 

 

1月26日(日) 

 

14:00開演

   開場は1時半

 

藍ホール 

葛飾区亀有3-21-11藍ビル3F 地図

 

お茶と創作御菓子付き

 

 

源氏物語 夕霧 ちらし 山下智子
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  明大前の連続語り会を我が町でも!と、亀有で企画して下さった

座・スーパーマーケット主宰  田村啓子さん。

今回は『若菜げ』最終回です。女三宮の懐妊に不実があったことを知った源氏の苦しみは怒りとなって柏木をおののかせます。壮大な若菜のクライマックスです。

 

手作りのあたたかい語り会です。聞き逃した・・・という方も是非どうぞ

午後二時開演 (一時半開場)
前売り 2800円(当日3500円) 
お茶と巻にあわせた創作和菓子もお楽しみに!!


主催  座・スーパーマーケット

お申し込み/お問い合わせ先  03-3603-0338 (受付時間11時から17時)

藍ホール 葛飾区亀有3-21-11藍ビル3F 地図

 

 お申し込みの際 このサイトをご覧になったとお伝え下さい。 

 

 

 

一月 二十九(日水)京おんな 津軽おなご

 

京おんな 津軽おなご 語り競演 たづくり 山下智子

津軽出身の朗読家 中村雅子さんとの出逢いから実現した企画です。

 

太宰治の『津軽』

源氏物語の『若紫』

方言語りの競演です。

 

風土に培われた心を表現する土地の言葉、

ご自身の故郷の心を思う機会になればと思います。

京おんな津軽おなご ちらし 調布 たづくり
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京おんな 津軽おなご

 

 

1月29日(水) 

14時開演(開場1時30分)

 

会場 調布たづくり

   8階 映像シアター

    調布駅から徒歩4分

 

資料代 2500円

ご予約制

 

主宰 ことのは企画

 

 

 

 

お申し込みはこちらからどうぞ

メモ: * は入力必須項目です

 

 二月 十五日(土)、十六日(日)東京連続語り会 「浮舟」その二

源氏物語 ちらし 浮舟 山下智子

 

2020年

2月 15(土)

      16(日)

 

 第64回

 「浮舟」その二 第五十一帖

 

 

【アトリエ第Q藝術】 Map  

 最寄り駅:成城学園前 (小田急線)

 

両日 3時開演( 開場 2時30分

 

 

御予約 3000円 

当日  3500円 

 

源氏物語 浮舟 ちらし 山下智子
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はるかな向こう岸に

漕ぎはなれて行くように心細い気がして

つと添うて抱かれてるのも

たいそういじらしうお思いやす

 

「浮舟」より

 

 浮舟 その二 あらすじ

 

 匂宮は都に戻っても浮舟が忘れられず、情熱的な文を送り続けた。

 二月、何も知らず悠長に構えていた薫は宇治に浮舟を訪ねた。浮舟は心奪われる匂宮の魅力と、言葉数は少ないが信頼のおけるであろう薫との間で苦悩する。その様子を女として成長したと誤解してしまう薫であった。

 宮中での詩会で、浮舟に思いを馳せている薫の様子に焦った匂宮は、雪の夜に無理をおして宇治に赴き情熱の程を見せる。おののく浮舟を小舟に乗せて宇治川の小島の常磐木によそえて愛を誓い、対岸の小家で秘密の時間を過ごした。薫にまさる熱情をみせつけられた浮舟は、思い悩みながらも匂宮に一層魅了されてゆくのだった。

 春雨の頃、浮舟は匂宮と薫からの文を手に板挟みの苦悩に苛まれる。薫は正妻女二の宮の了解を得て、浮舟を都に引き取ることを決めた。

 

 

 

 宇治十帖の幕開きと共に、会場が「アトリエ第Q芸術」に変わりました。

 

キッド・アイラック・アート・ホール閉館に伴い、チーフディレクターであった早川誠司さんが、日本画家高山辰雄氏のかつてのアトリエを、総ての芸術活動の発信地として蘇生させました。

源氏物語のリトグラフでも知られる高山辰雄氏、御息女で作家の高山由紀子氏は「源氏物語 千年の謎」の著者、源氏の御縁に導かれたかのようです。

成城学園前からすぐという立地、芸術の香りたつ「アトリエ第Q芸術」から始まる宇治十帖の物語、終演後にはご要望の多かった皆様との茶話会で楽しく過ごせる空間となります。

皆様のお越しをお待ち申しあげます。

 

 

これまでの物語をお聞きでない方もご安心下さい。

30分の解説でこれまでのお話や背景をお聞き頂いた上で語ります。

 

 

お問い合せ/お申し込み  

*以下のフォームからお申し込み下さい 

 

 アドレスの登録をさせていただき、次回以降のご案内を差し上げます。

 

メモ: * は入力必須項目です

 

二月 二十三日(日)京都 カメリアガーデン 「若紫」

 

 

龍安寺そばの近代和風建築を会場に、海外の方向けに茶道体験を提供されるカメリアさん主催の語り会です。

お抹茶とお菓子のサービスとともに、ゆったりと「若紫」の巻をお聞きいただきます。

https://www.facebook.com/events/745054709336500/


イベントへのお申込み、お問い合わせは全て下記アドレスまでご連絡ください。
camellia.teaceremony@gmail.com

 

 

御電話でのお申し込み 070-5656-7808

 

 

 

 

 

二月 二十九日(土)大阪西区民センター 「若紫」

 

この公演は新型肺炎拡散の懸念から延期となりました。

日程の変更お知らせは追ってアップ致します。

ご迷惑をおかけいたします。よろしくお願い申し上げます。

 

源氏物語 ちらし 若紫 山下智子

大阪西区ではじまった連続語り会です。

 

 

日 時 2月29日(土)

開場13:30 開演14:00

費 用 2,000円(前売り) 2500円(当日)

定 員 80名(先着順)

締 切 当日券販売時まで(先着順)

出 演:山下智子

 

この公演は延期となりました。

 

 

 

源氏物語 若紫チラシ 山下智子
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