スケジュール 9月10月 (2017)

 

京都   9月2日(下京区) 16日(同志社) 10月29日(上京区)  

神戸   9月18日(元町)

東京     月28日(板橋区)  30日(亀有) 10月1日(高円寺) 14,15日(四谷)

 

九月二日(土) 京都  「須磨」


京を離れて・・・

 

第十二帖「須磨」

 

                                   
渚に寄せてくる浪が

またかえって行くのをおみやして

「うらやましうも」と請じといやすのは

昔から世に伝わる古ごとではおすけど

耳新しうきかれて

一途に悲しうお供の人も思うのどす

 

 

第十二帖 須磨  あらすじ

 

 朧月夜との情事が発覚したことで立場が悪化、後見する東宮に累が及ぶことを恐れた源氏は、自ら都を去り須磨での謹慎を決意する。左大臣家、藤壺をはじめ親しい人々に別れを告げ、紫の上に財産、領地を託した。源氏二十六歳三月のことであった。

 海辺での侘び住まいに源氏を憂鬱の日々を送る。五月雨の頃にはやりきれない思いを都との文のやり取りで紛らし、仲秋の月に清涼殿での管弦の遊びを思い出し、夜半目覚めては海鳴りに涙し、昼間のつれづれに辺りの様子を絵にしては詩や歌を書き添えた。

 明石に住む入道は源氏の噂を聞き、娘を差し上げたいと願う。年が変わり桜が咲くと紫宸殿の桜を恋しがっていると、三位中将が、右大臣勢力の目も顧みず源氏を訪ねてき、束の間の再会に友情を深める。

 三月上巳の日、海辺で祓えを執り行った矢先に嵐が起こり明け方に源氏はぞっとするような夢を見る。

 

自ら赴いた須磨。世のはかなさと孤独を憂う源氏に応えるのは、ただ波の音だけでした。初めて味わうわびしい日々 源氏が見つめる先には・・・・今回も長い巻ですが、都の花と闇から隔たって、自身を見つめる源氏の姿に美しいものを感じます。

 

 

 

 

第十二帖 『須磨』の巻

 

9月2日 (土)  

14時開演(開場13:30)

 

会場

ザ ターミナル キョウト

下京区新町通仏光寺下ル岩戸山町424

 地図  

 

要御予約 3000円定員

45名予定

 

お座敷席です。

椅子席は若干数ございます。ご希望に添えない場合がございます。正座椅子をお持ちこみいただいても結構です。

 

 

 

 

 

 

九月十八日(月祝)神戸凮月堂 連続語り会 「明石

 

 

9月18日(月祝)

     

「明石」 第十三帖

 

 神戸元町 凮月堂ホール

 1時30分開演 《開場 1時》

 

大人      3000円

大学、高校生  2000円

中学生以下   1500円

 

オリジナル和菓子「源氏の由可里」

お楽しみに。

 

 

 

九月二十八日(木)蓮根図書館 「絵合」

 

 

板橋区立蓮根図書館 

午後2時30分 開演   

お問い合わせ 板橋区立蓮根図書館

TEL 03(3965)7351

 

 

九月三十日(土)亀有連続語り会 「藤裏葉」

 

第三十一回 【藤裏葉】 第三十三帖

   

9月30日(土)

 

14:00開演

   開場は1時半

 

 前売り 2800円(当日3500円)

 

藍ホール 

葛飾区亀有3-21-11藍ビル3F 地図

 

お茶と巻に合わせた創作和菓子つき

 

 

 

明大前の連続語り会を我が町でも!と、亀有で企画して下さった

座・スーパーマーケット主宰  田村啓子さん。

今回は『藤裏葉』の巻を語ります。源氏物語第一部の最終帖です。

手作りのあたたかい語り会です。聞き逃した・・・という方も是非どうぞ

お茶と巻にあわせた創作和菓子もお楽しみに!!


主催  座・スーパーマーケット

お申し込み/お問い合わせ先  03-3603-0338 (受付時間11時から17時)

藍ホール 葛飾区亀有3-21-11藍ビル3F 地図

 

 

 お申し込みの際 このサイトをご覧になったとお伝え下さい。 

 

 

 十月一日(日) る・るるるコラボ 〜作る〜語る〜踊る〜たべる〜


 

 

朗読:山下智子 X ダンス:松村智恵子 X お菓子:しおみさきえ

 

【日時】2017年10月1日(日)14時開演(13時30分開店)

【場所】高円寺Grainグレイン(JR高円寺駅下車徒歩2分、北口・中通り商店街・中華料理「成都」2階、外階段上がる、TEL/FAX:03-6383-0440, E-mail: kouenjigrain@gmail.com)

【料金】3000円(お菓子付き)+500円(ドリンク代)

【定員】40名様

【ご予約、お問い合わせ】

TEL/FAX: 027-285-2133 松村様、0467-24-7220 しおみ様

E-mail: spcx4u39@mild.ocn.ne.jp 松村様

 

 


十月十四日(土)十五日(日)東京ノーカット連続語り会 「竹河」前編

 

源氏物語 竹河ちらし 山下智子

 

10月14(土)

       15(日)

 

 第50回

 「竹河」前編 第四十四帖

 

東長寺 ・ 文由閣  

最寄り駅:四谷三丁目、新宿御苑、曙橋

 

 

両日 3時開演( 開場 2時30分

 

御予約 2500円 新宿区民の方 2000円

当日  3000円 新宿区民の方 2500円

 

東長寺・文由閣への アクセス

源氏物語 竹河うら 山下智子
クリックすると拡大します

 

たいそう若うてなまめかしい様子で

身じろぎおしやす時に匂う薫りなど

此の世のもんとも思えまへん

         「竹河」より

 

竹河 前編 あらすじ

 

 髭黒の死後、その妻尚侍(玉鬘)は美しく成長した二人の娘(大君、中君)に対する帝の求婚、冷泉院の所望に迷っている。夕霧右大臣の子息・蔵人少将も大君に懸想するが、玉鬘は源氏六条院の子息・薫を好ましく思う。玉鬘から冷泉院の意向について相談された夕霧は、わが子に加勢したいものの、そのまま口をつぐんでしまった。

 

 正月、薫、蔵人少将は玉鬘邸を訪れる。堅物との噂を払拭したい薫の弾く和琴の音は素晴らしい。酒宴では「竹河」が謡われ、蔵人少将は薫の人気を羨むのだった。

 

 大君は華やかで気品があり、中君は優美で清らかな様子、庭の桜をめぐって碁や歌で争っている。大君の姿を垣間見ては思いを募らせる蔵人少将は、母・雲居雁にこの縁談を纏めるようせがむが、大君の冷泉院出仕が決まり、悲嘆にくれる。

 

 

 

これまでの物語をお聞きでない方もご安心下さい。

30分の解説でこれまでのお話や背景をお聞き頂いた上で語ります

 

この度新宿区の後援を戴きました。新宿区民の方には割引特典がございます。お申し込みの祭に「新宿区民である」ことをお伝えいただき、受け付けにてその証となる物をご提示ください(御名前と住所が記載されている免許証や保険証など)。ご呈示がない場合は一般のお客様として承りますことをご了承ください。

 

お問い合せ/お申し込み  

*以下のフォームからお申し込み下さい

 

 アドレスの登録をさせていただき、次回以降のご案内を差し上げます。

 

メモ: * は入力必須項目です

十月十七日(火) 入間図書館 「桐壺」

 

第一帖「桐壺」をお聴き頂きます。

 

講演日:1017日(火)

場所:入間市立図書館金子分館 和室

住所:埼玉県入間市大字寺竹535-1

電話04-2936-1811

申込み方法:105日(木)9時より受付開始

金子分館カウンター及びお電話にて受付いたします。

お問い合わせに関しましては、金子分館(04-2936-1811)までお願いいたします。

 

最寄の交通機関:JR八高線金子駅より徒歩5分ほど 

詳細は、入間市立図書館HPを御覧ください。(地図もこちらにあります)

https://lib.city.iruma.saitama.jp/toshow/html/access.html#kaneko 

 

 

十月十八日(水)NHK文化講座 第一回

 

京都NHK文化センターで6回の講座が始まります。

 

百年ほど前の京ことばで源氏物語を語ってみませんか。

源氏物語は地の文で進行する小説というより
宮中に仕える一人の女房の問わず語りのように綴られています。
物語を味わいながら言葉に託された心を感じ取り、表現してみましょう。
その心で原文を読んでみると、驚くほど身近に感じられます。
黙読するだけでは得られなかった面白さを発見し、
心を声や息に乗せる喜びは日常をも豊かにしてくれます。

まずは「紅葉賀(もみじのが)」の冒頭部分を、京ことばと原文で味わいます。
講師朗読のあと、みなさんにも朗読に挑戦していただきます。

 

開催期間 10月18日〜3月21日

     第3水曜日 13時〜15時

 

お申し込みはこちらから←クリック

 

 

 

十月二十九日(日)kyoto連続語り会 「明石」 北村美術館

お陰様で定員に達しましてお申し込みを締め切らせて頂きました。 

源氏物語 明石 山下智子

飛躍への展開

 

第十三帖「明石」

 

                                   
内々に吉日を占わせ

眩しいばかりに用意して

十三日の月の華やかにさし出る夜

「あたら夜の」と

ご案内申したのどす。

 

 

 

明石 あらすじ

 

 須磨の嵐は止まず、また京の天候も荒れ、政治も滞るほどだという。源氏の邸は高潮に襲われ、住吉の神に願をたてるが落雷を受け一部が焼けた。その 夜の夢枕に亡き桐壺院が現れ、住吉の神の導きで須磨を去れと告げる。翌朝神のお告げを受けたという明石入道が迎えに来、源氏はその舟で明石へと移った。入 道は源氏を手厚くもてなし、折にふれ娘の存在を口にする。初夏の一夜、源氏は、入道のかねてからの願いであった「娘の婿に」と強く望む気持ちをを打ち明け られ、躊躇するも娘に手紙を送る。

 一方京では、朱雀帝が桐壺院を夢に見て以来眼病を患い、弘徽殿大后も病に伏せり、太政大臣は亡くなるという凶事が続き、帝は桐壺院の遺言に従わなかった為と源氏の召還を考える。

 秋、源氏は入道の娘と契りを結ぶが、誇り高い明石の君は身分の違いに思い悩む。明けて七月、源氏召還の宣司が下る。折から懐妊中の明石の君と別れを惜しみ帰京した源氏は、権大納言に任ぜられ、故院の冥福を祈り法華八講を催す準備をする。

 

須磨の嵐を晴らすかのような 入道の出現、源氏は何かに導かれるように明石に迎えられます。都に残した紫を思いつつも、源氏は明石の君と契り、運命の歯車が大きく動き出します。

 

第十二回 【明石】 第十三帖

      

10月29日(日)午後時開演

  開場は12時30分  

 

ところ 北村美術館 四君子苑

 

上京区河原町今出川南一筋目東入

梶井町448   地図   

 

ご参加費 3500円 要予約

定員50名予定 

椅子席35 座布団席15

 

椅子席をご希望の方は御予約下さい。ご希望に添えない場合がございます。正座椅子をお持ちこみ戴いても結構です。

 


源氏物語 明石 山下智子
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茶人北村謹次郎(1904 -1991)縁の茶道美術館である北村美術館は、大文字を真正面に見据え、賀茂川と高野川が合流して最も川幅が広くなった鴨川の西岸に位置している京都きっての景勝地です。
春季・秋季のみの美術館公開にあわせての語り会、隣接する『四君子苑』をのぞむ素晴らしい数寄屋家屋でお聴き頂きます。

 

 お陰様で定員に達しましてお申し込みを締め切らせて頂きました。