スケジュール 9月10月 (2015)

11月     1日(東京)  8日(京都)   13日  (山梨)  

       15日(東京)  29日(郡山)              

12月     5日6日 (東京 )  


 

 十月三十日(金)〜 十一月一日(日) 科学技術館 弦楽器フェア


 

国内外の弦楽器が一堂に会する「弦楽器フェア」

出展作品を素晴らしい演奏家が次々に弾き、ホールでの響きを味わうという興味深い

演奏会です。出展作品の販売もあります。様々の弦楽器工房が所狭しと並ぶ様は圧巻です。

私は語りではなく、この試演奏会の司会進行役を務めます。なれない司会、素人臭いですが、間近で楽器の響きを聞き比べる楽しさに、もう何年も勤めさせてい ただいています。10月30日から11月1日までの三日間、科学技術館で展示、コンサートは地下のサイエンスホールです。

主催は日本弦楽器制作者協会 

 

  十一月八(日)明日の京都文化遺産プラットフォーム 『六条院〜胡蝶』

 

 

 

明日の京都 文化遺産プラットフォーム

 

 建築に関わるフォーラムと言うことで

荘厳な六条院の物語から

「胡蝶」の巻を

抜粋してお聞き頂きます。

語りはほんの20分ほどです。

 


 

 


 

  十一月十五日(日)葛飾区 藍ほーる  『 玉鬘 』

 

  明大前の連続語り会を我が町でも!と、亀有で企画して下さった

座・スーパーマーケット主宰  田村啓子さん。

今回は第二十二帖『玉鬘』の巻を語ります。

手作りのあたたかい語り会です。

 

聞き逃した・・・という方も是非どうぞ


 

 

午後二時開演 (一時半開場)
前売り 2800円(当日3500円) 
お茶と和菓子付き
 
主催  座・スーパーマーケット

お問い合わせ先  03-3603-0338

     (受付時間11時から17時)

 

藍ホール 葛飾区亀有3-21-11藍ビル3F 地図

 

この公演は事前振り込みが必要です。

主催者から口座情報が届きます。

ご入金確認を以て御予約となります。

ご了承くださいませ。

 

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  十一月二十九日(日) 郡山 『 若紫  』

 

震災以降毎年お邪魔している郡山での語り会です。

第一帖から順にお聞き頂いています。

 

「若紫」の巻

日時 11月29日(日)

   13時30分開演 

  

 

場所 ミューカルがくと館 小ホール

 

お問い合わせ  郡山文学の森資料館(主催)

        電話024-991-7610 

        Fax024-991-7620


 

 

  十二月 五日(土)六日(日)東京明大前 『若菜 下』その四

山下智子 源氏物語 若菜 


連続語り会 第三十九回


 12月 5日(土)6(日)

  両日3時開演(開場2時半)

 


第三十五帖「若菜 下」 (其の四)

 

 会場  京王線 明大前

キッド・アイラック・アート・ホール

 

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思へば その世の事こそは

いと恐ろしくあるまじき過ちなりけれ 



 
「衛門督が、こちらをみて笑うていられるのは、何とも恥ずかしい。
そうはいうても、今しばらくのことやろう。年月はさかさまには流れぬもんや。」
                  (若菜下より)

 

若菜 下 其の四 あらすじ

 柏木の密通とそれによる女三宮の懐妊を知った源氏は女三宮の処遇に苦悩する。
紫上は病のうちにも源氏の思い悩む様子に女三宮への配慮を忘れない。
柏木は、密通の手引きをした小侍従から源氏が真相を知ってしまったことを聞かされ、戦きながら今になって女三宮の軽率さを思い、源氏は女三宮の幼さを悔やむと共に、かつての玉鬘の振る舞いが賢明であったことを思う。女三宮を案じる父朱雀院の文を読んだ源氏は、自嘲気味に女三宮に訓戒、院への配慮で返事を書かせる。

 六条院での朱雀院の五十の賀の試楽に召された柏木は、知らず顔に装う源氏に恐縮、皆が舞の素晴らしさに涙する中、源氏が名指しで向けてきた皮肉と視線に畏怖する。怖れのあまりに妻である女二宮に別れを告げて実家で重い病の床についた柏木を、帝はじめ世の中は惜しむが、延び延びになっていた朱雀院の五十の賀は柏木不在で執り行われるのだった。

これまでの物語をお聞きでない方もご安心下さい。

30分の解説でこれまでのお話や背景をお聞き頂いた上で語ります