スケジュール 9月10月

 

  九月六日(日) 岐阜県郡上市 『姥捨山』

 

文楽の人形遣い 勘緑さんプロデュースの公演です。

 

老いた母、その息子と孫娘、小さな暮らしを見守る山の神。

いのちのめぐり、その尊さを、勘緑さんの使う人形、住友紀人さん作曲の笛、琴、二胡、パーカッションを駆使した音楽、そして山下智子の語りでお届けします。

源氏物語とはまた違った世界、昨年に引き続いての再演です。

浄瑠璃節ではなく、私に出来るのは今様語りですが、ばばと息子と孫娘、地語りと交互に声にします。(昨年は嵐のシーンで息つく間もなく酸素不足でクラクラ)

 

人と別れてゆくこと 人の心は死なないこと
そしてどう生きてゆくべきなのか
人を山に捨てるのではなく、身体という乗り物を天地におかえしして
いのちの巡りの中永遠に生きることを季節の中に感じさせてくれる物語です。

高齢化社会、またいのちの尊厳が問われるこの時代に
日本の古い慣習を通して自身に問いなおす作品。

岐阜県郡上市の明建神社、自然の中での公演です。 

 

勘緑プロデュース 人形浄瑠璃ヌーベルバーグ

 


と き   平成26年9月6日(土) 開演17:30

ところ   明建神社(岐阜県郡上市大和町牧)

 

 

チケット  前売 3,000円   当日 3,500円  18歳以下無料

入場券取扱所  
    古今伝授の里フィールドミュージーアム TEL 0575-88-3244
    郡上市役所大和振興事務所 TEL 0575-88-2211

姥捨山ちらし

 

   九月十七日(水)東京 亀有 『澪標』

 

 

「澪標」

 

9月17日(水) 

 

14:00

 

亀有 藍ほーる

源氏物語 山下智子
源氏物語 山下智子

 

  明大前の連続語り会を我が町でも!と、亀有で企画して下さった

座・スーパーマーケット主宰  田村啓子さん。

今回は第十四帖『澪標』の巻を語ります。

手作りのあたたかい語り会です。

 

聞き逃した・・・という方も是非どうぞ

 

謹慎を解かれ都に戻る源氏の君に再び巡り来る春。 

明石の御方は源氏の御子を出産、源氏は上京を促しますが

住吉詣でにみた源氏の君の御威勢に気後れするばかり・・・。

 

午後二時開演 (一時半開場)
前売り 2800円(当日3500円) 
お茶と和菓子付き
 
主催  座・スーパーマーケット

お問い合わせ先  03-3603-0338 (受付時間11時から17時)

 

藍ホール 葛飾区亀有3-21-11藍ビル3F 地図

 

 

 

  九月二十三日(火)群馬県 富岡市 『桐壺』

 

会場写真

 

歴史ある製糸工場が世界遺産に登録された富岡市。

 

富岡市の社会教育館は昭和11年建築の総檜造りの近代和風建築です。

風格ある空間で「桐壺」の巻をお聴きいただきます。

 

9月23日(火・祝)午後1時30分

富岡市社会教育館 (富岡市一ノ宮)

参加費:無料 

定員60名から120名に増員 満員御礼 ありがとうございます。

問い合わせ 8月11日(月)午前8時30分から電話又は直接、社会教育館(TEL:0274-62-2033)へ。

※当日は整理券が必要です。

 

 

 

 

 

 

  十月十一日(土)十二日(日) 東京 明大前 『若菜 上 その一』

 

 

10月11日(土)

   12日(日)

 

第三十二回

「若菜 上」

  第四十三帖

    その一

 

京王線 明大前

キッド・アイラック・

アート・ホール

 

 

源氏物語 山下智子ちらし

 

 

 

第三十四帖『若菜 上』その一

 

 

 

 

さしつぎに見るものにもが万世を

 

黄楊の小櫛の神さぶるまで

 

 

 

 

年端もいかず 

 

ただ独りを頼もしい者に思うてきたのに

 

うち捨ててしもうた後の世に途方にくれるのやないかと

どこまでも気がかりで心苦しおす 

 

 

 

 

(若菜の巻 上 より)

 

 

 

若菜上 その一 あらすじ

 

 

 源氏の兄である朱雀院は病がちで出家を決意するが、最愛の娘女三宮の将来が心配の種だった。柏木、螢の宮など熱心な求婚者が大勢いる中、夕霧に、とも考えるが父光源氏と比較、乳母の意見と働きもあって、幼かった紫の上を理想的な妻に育て上げた源氏を適任者と考えた。源氏はこの申し出に最初は女三宮の降嫁を辞退したが、宮が亡き藤壺の宮の姪であることに心惹かれるものもあった。

 年の暮れ、朱雀院は女三の宮の裳着の儀式を盛大に催した後、出家を果たした。院を見舞った源氏は女三宮をあとに残す苦衷を訴える院に同情し、女三宮の後見を承引することにした。

 内親王である女三宮は正室として迎えねばならず、源氏は紫上に配慮し言葉を尽くが、源氏だけを生きる頼みにしてきた紫の上の衝撃は大きい。上は絶望と不信に陥りながらも取り乱すまいと平静を装うのだった

 

 

 

 

 

 

 

開演時間  11日 (土)  12日(日)  

 

      3時開演  (開場2時半)   

 

    

入場料 前売り:2,000円 (当日:2,500円)

 

場所  明大前 キッド・アイラック・アート・ホール

    東京都世田谷区松原2-43-11

                     ホールへのご案内

 

 

チケットのご予約キッドアイラックホール 

TEL. 03−3322−5564     FAX. 03−3322−5676

 

メモ: * は入力必須項目です

 

  十月十三日(月)杉並区 図書館『 夕顔 』

 

第四帖 『夕顔』

 

10月13日(月)

 

杉並区立方南図書館

 

午後2時 開演 終了は3時半です

 

お問い合せは方南図書館 03-5355-7100

 

 

  十月二十四日(金)所沢市 図書館『 夕顔 』

 

第四帖 『夕顔』

 

10月24日(金)

 

所沢市図書館 富岡分館

 

午後2時 開演 終了は3時半です

 

お問い合せは富岡分館 04-2943-3636

 

 

  十月二十五日(土)杉並区 図書館『 夕顔 』

 

第四帖 『夕顔』

 

10月25日(土)

 

杉並区 野方図書館

 

午後2時 開演 終了は3時半です

 

お問い合せは野方図書館 03-3389-0214

 

 

  十月二十六日(日)板橋区 図書館『 須磨 』

 

第十二帖 『須磨』

 

10月26日(日)

 

板橋区 蓮根図書館 

 

午後2時半 開演  

 

お問い合せは蓮根図書館 03-3965-7351 

 

  十月三十一日(金)〜 十一月二日(日) 弦楽器フェア

 

日本弦楽器制作者協会主催 弦楽器の祭典

国内外の弦楽器の職人さんが心こめて造られた弦楽器が一堂に会します。

コンサートホールでの試演奏会の司会を務めます。

ずらりと並んだ出品作品が一流の演奏者によって次々に演奏されます。

このコンサート、もう長く司会を務めさせていただいております。

とても素人っぽい司会でお恥ずかしいですが、楽器にいのちが与えられる瞬間は素晴らしいものです。

 

10月31日(金)から11月2日(日)

10時から18時

東京 科学技術館にて

コンサートは地下サイエンスホール

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