スケジュール 1月2月 (2023)
1月11日 (水) プライベート語り会【初音】
1月22日 (日) 京都連続語り会 【柏木】前編
2月18日(土)19日 (日) 東京連続語り会 【手習】前編
2月25日(土)清澄庭園 【桐壺】
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uplively語り会 【初音】一月十一日 (水)
プライベート語り会です
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源氏物語第二部【柏木】前編 一月二十二日 (日)
ちおん舎 一階大広間
いまはとて燃えむ煙もむすぼほれ
絶えぬ思ひのなほや残らむ
「この世で こんな思いもかけぬことで報いがきてしもうたさかい
後世の罪も 少しは軽うなるやろか」
(柏木より)
柏木 前編 あらすじ
密通の事実が六条院に漏れたと知った柏木衛門督は、死を以て許しを乞うほかないと病床から女三宮に消息、女三宮もまた、侍従を介して身の辛さを伝えた。衛門督が侍従に最期の文を託したその夜、女三宮は産気づき男御子を出産した。父として不義の子を抱く源氏の心は重く、これは若き日の罪の報いであると思われた。盛大な誕生祝いの中、冷淡な源氏の態度に女三宮は苦しみ、出家の決意を告げる。源氏は内心歓迎しながらも女三宮の若さを惜しむのだった。娘を思う余り下山してきた朱雀院と三者で対面、朱雀院は宮の出家懇請に戸惑いながらもそれを認め、断行した。が、この取り返しのつかない事態がまたも六条御息所の死霊の所為であったとわかる。
死の床にある衛門督は女三宮の出家を聞き及びいよいよ衰弱、弟右大弁に北の方(女二宮)の後事を託す。帝は衛門督が臨終と聞き、回復を願って権大納言に任命するが甲斐のないことであった。
これまでの物語をお聞きでない方もご安心下さい。
30分の解説でこれまでのお話や背景をお聞き頂いた上で語ります。
会場 ちおん舎さん
今回の会場「ちおん舎」さんは、京着物文化を長く牽引してこられた老舗千吉さん所有の重厚な京町家です。しっとりとした中に、時をかさねた京の奥深さを感じる佇まいを味わって下さい。
千吉商店の歴史 千切屋一門の由来
京都における最古の商家の家柄として世に知られた千切屋一門西村家の遠祖は、遠く奈良時代の藤原淡海公の末裔に求められ、その祖貞喜は工匠神人として南都一条院に関係し、春日神社若宮祭事の時、興福寺衆徒の供進する千切花の台を毎年製作奉納していたと伝えられ、平安遷都の際、宮都造営の用を拝して京都に移住したと伝えられている。その後、応仁の乱に際して江州甲賀西村の里に何を避け、乱後京都に復帰して初めて法衣業を三条室町で始める。この法衣商人としての初代貞喜は、遠祖工匠神人貞喜に因んで「千切台」をその商標として屋号を「千切屋」と称し、名を千切屋与三右衞門と改めている。 → 続き
アクセス ちおん舎
地下鉄烏丸駅 南改札口/6番出口から
階段を上がり地上に出て右折
→三筋目を右折→少し進むと左手にちおん舎の看板
阪急烏丸駅 西改札口から
西改札口から22番出口を左折→4筋目を左折→3筋目を右折→ちおん舎
コロナウイルス感染防止対策といたしまして、マスク着用をお願い致します。
当日受付にてお席料を頂戴致します。御予約は以下のフォームからどうぞ
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源氏物語第三部 宇治十帖【手習】前編 二月十八日(土)十九日(日)
アトリエ第Q藝術 成城学園前
いよいよ五十四帖まで残すところ二帖となりました