スケジュール 1月2月 (2024)
1月28日 (日) 京都連続語り会 【御法】
2月4日(土)林原美術館 【紅葉賀 初音から】
2月17日(土)18日 (日) 東京連続語り会 【夕顔】
源氏物語第二部【御法】 一月二十八日 (日)
京都 檀王法林寺 本堂
秋風にしばし留まらぬ露の世を
たれか草場の上とのみ見む
匂うようでおいやした盛りの頃は
この世の花の香りにもよそえられるようでおいやしたけど
かえって今は較べようものうて
上品で美しい御様子で
ひどう世をはかのうお思いになっといやす
(御法より)
「御法」の巻 あらすじ
紫上は、四年前に大病を患って以来ずっと病いがちの日を送っている。日ごとに衰弱していくので、かねてより念願の出家を望むも、源氏(六条院)は許さない。三月、紫上は後世を願って法華経千部の供養を二条院で営んだ。夜を徹しての舞楽、陵王の舞にうち興じる人々の姿を見つつ、紫上は死期を悟り、明石上と歌を交わす。
夏、紫上を見舞った明石中宮に後事を託し、幼い匂宮には二条院の紅梅と桜の花守を頼んだ。秋、中宮、源氏と歌を交わしたのを最後に、紫上は二人に見守られながら夜明けごろに亡くなる。源氏は、今更ながらの紫上の落飾を夕霧に相談し、夕霧は死してなお美しい紫上に魅せられ追憶に浸る。
野辺送りは八月十五日の明け方に行われたが、心乱れる源氏は出家に踏み切れない。世人は紫上を偲び、源氏は帝、致仕大臣のなどの弔問を受けた後、蟄居して仏道修行に専念するのだった。
屛風の寺 檀王法林寺
今回の会場は 屛風の寺だんのうさん と親しまれる檀王法林寺様の本堂です。
江戸初期の浄土宗の学僧袋中が琉球より帰国し創建したお寺様で、主夜神のお使いの黒猫が、日本最古の招き猫伝説となってこのお寺に残っています。
源氏物語宇治十帖に登場する横川僧都のモデル 恵心僧都 作と言われる、阿弥陀如来立像がご本尊として祀られる本堂での語り会です。特別展示として、宝ものとして伝わる「源氏物語絵図屛風」、平安時代の仏様 阿弥陀如来座像(本堂西側)はじめ貴重な仏様を拝観させて戴けます。
前回の袋中庵花園御堂様とは兄弟寺というご関係、御縁を感じます。
どうぞお誘い合わせの上お運び下さい。
お寺のご紹介→ https://souda-kyoto.jp/blog/00927.html
お申込は以下からどうぞ
コロナウイルス感染防止対策といたしまして、マスク着用をお願い致します。
当日受付にてお席料を頂戴致します。御予約は以下のフォームからどうぞ
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源氏物語第一部 第四帖【夕顔】 二月十七日(土)十八日(日)
アトリエ第Q藝術 成城学園前 第74回公演
夕顔あらすじ
源氏十七歳の夏。五条に住む乳母を見舞った際にふと隣家に目をとめる。折しも一輪の夕顔を白い扇にのせて歌を詠みかけてきたこの家の女主人に源氏は興味を覚える。
その頃の源氏は、年上で自尊心の強い愛人六条御息所に気詰まりを感じていた。腹心惟光の探りから、五条の夕顔の女は頭中将の思い人ではないかと思いつつ、身元を隠して女のもとに通い、やはり正体を明かさない女のやわらかなもてなしぶりにいいようもなくのめり込んでゆくうちに、六条御息所への通いは絶えてしまった。
八月十五夜の明ける頃、源氏は、二人で静かな時を過ごそうとある廃院に女を連れ出す。その夜、夢うつつの枕元に恨めしげな女が現れ、夕顔をとり殺してしまう。物の怪の出現に源氏は戦くが、惟光の機転で秘密裡に女を荼毘に付す。
悲しみに暮れた源氏は秋の日、二条院に召した夕顔の侍女右近と夕顔の思い出を語り合う。
第74回
第四帖「夕顔」
2月17日(土) 18日(日)
【アトリエ第Q藝術】 Map
最寄り駅:成城学園前 (小田急線)
徒歩2分
両日 3時開演( 開場 2時30分)
終演後自由参加の茶話会があります。
御予約 3500円 当日4000円
お席には限りがありますのでお早めに御予約下さい
お申込は以下からどうぞ