京都 *5月3日 (法住寺)
*6月6、7、日、13,14日(嵐山 星のリゾート )
東京 *6月21日,22日(浄立寺 新会場)
*6月19日(蓮根図書館)
源氏物語第三部 宇治十帖 四十七帖【総角】其の三
五月三日 (土) 2025年 第53回公演
くれなゐに落つる涙もかひなきは
形見の色を染めぬなりけり
世の中をことさらに厭いはなれよと
勧めとくれやす仏などが
ほんまにこないな目におあわせやすのやろか
「総角」より
総角 其の三 あらすじ
薫は大君の病を聞き宇治に見舞う。大君は、妹中君と契りを結んだ匂宮に左大臣の六の君との縁談が進行していることを耳にして衝撃を受ける。都を出ることもままならないという匂宮からの文も、大君には逃げ口上のように映るのだった。
父八宮が成仏できずに嘆いているという阿闍梨の夢語りに、大君の病は重くなり、看護を尽くす薫に思いを打ち明け、中君の行く末を頼み、受戒も叶わないままに息を引き取った。薫は衝撃の余り宇治に籠もってしまう。喪服を着て弔うことも出来ない薫は、雪空に浮かぶ月に、大君への届かぬ思いを詠うのだった。
中君の悲嘆は深く、匂宮が万難を排して雪の中を弔問に駆けつけても決してうちとけようとしない。都に戻った匂宮から、中君を都に迎える決心を聞いた母中宮は、匂宮のあまりに深い思いに承諾せざるを得ないのだった。
30分の解説で人間関係や背景をお聞き頂いた上で語ります。
今回は後白河院ゆかりのお寺法住寺様の本堂での語り会です、
法住寺は後白河法皇が院の御所として御創建された法住寺殿の御聖跡で、三十三間堂はこの法住寺殿内の御堂でした。
毎年5月3日には後白河院御聖忌法要が営まれ、今回は特別な機会を戴き、法要に参列後、奉納という形で語らせていただきます。御忌の7日間のみ御開帳となる後白河法皇御木像を御拝観いただけます。星のや京都 『夏宵の蛍狩」
6月6日、7日、13日、14日
星のリゾートさんの素敵な企画です。
嵐山 保津峡を臨む星のや京都にて、蛍狩りにつづいて源氏物語「螢」をお聞き戴きます。
ご宿泊の贅沢なひとときです。
第二十帖「朝顔」 東京 蓮根図書館
六月 十九日(木)
東京公演 第十二帖「明石」 浄立寺(千歳船橋)
六月 二十一日(土) 二十二日(日) 2025年 (第81回公演)
第81回
「明石」 第十二帖
6月21日(土) 22日(日)
【浄立寺】 Map 新会場です。
最寄り駅:千歳船橋 (小田急線)
徒歩5分
両日 2時開演( 開場 1時30分)
御予約 3500円 当日4000円
お席には限りがありますのでお早めに御予約下さい。全椅子 50席
お申込は以下からどうぞ
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上の「申込」ボタンを確実にクリックし、「送信されました」の表示を確認して下さい。お申込の登録が完了しましたら、紫苑語り会より確認メールをお送りします。一週間たっても確認メールが届かない場合は御手数ですが、genjikosion@gmail.com までご連絡くださいませ。