スケジュール 9月10月 (2025)

京都  9月3日(日)京都コンサートホール   

    23日(火祝)京都府庁 旧館 旧議場

 

東京  10月11日(土)、12日(日)(世田谷 浄立寺)

 


「古典の日文 化基金賞」の第5回受賞式

九月三日(水) 京都コンサートホール

 

 

 

日本の古典文化の研究・普及・啓発活動に貢献した方々を顕彰する「古典の日文 化基金賞」の第5回受賞式におきまして、30分ほどではありますが、女房語り『紅葉賀』」をお聞き戴くことになりました
この受賞式典にご招待枠を頂きましたので、御案内させて頂きます。
【受賞式内容】
 ◆テーマ曲「古典の日燦讃」と「古典の日宣言」
  演奏:大谷祥子と六条山楽坊
  宣言:西牟田悠里衣(浪速高等学校2年生) 第16回古典の日朗読コンテスト[京都府高等学校文化連盟会長賞]受賞
 ◆受賞者三名の授賞式
 ◆~佳人が魅せる「古典かたりの世界」~  ・筑前琵琶「那須與市」 田中旭泉 中垣葵 中垣結(橘流日本橘会)
 ・仕舞「菊慈童」シテ:味方梓 地謡:青木真由人(共に観世流能楽師)
 ・女房語り「京ことばで聞く源氏物語『紅葉賀』」山下智子(声優・俳優)

  ご参加ご希望の際は、7月22日までにお申込下さい。【フルネームとフリガナ】をお忘れなくお願い致します。確認メール返信の上、当日受付にてご招待状(指定席)をご用意致します。
また、22日までにご都合がつかない場合も、8月18日までにお申込頂けましたら、お申込を事務局にお伝え致します。が その場合、空いているお席がないこともございます、お早めにお申し込み下さい。

  【日時】令和7年9月3日(水)13時~15時55分(開場12時)
【会場】京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ
【定員】500名  招待券のお申込は以下からどうぞ

 


京都公演 源氏物語第三部 宇治十帖 四十九帖【宿木

 九月二十三日 (火祝) 2025年 第55回公演

 

源氏物語 宿木 山下智子 京都

 

山里の松の蔭にもかくばかり

身にしむ秋の風はなかりき

 

 

 

今すぐ じきに帰ってきまひょう

一人で月をお見やさんといとくれやす

心を残して行くので ほんまに辛い

 

「宿木」より

 

 

宿木 前編 あらすじ

 

 帝は、薫を娘女二宮の婿にと縁談をもちかけたが、亡き大君を忘れられない薫はその気になれない。

左大臣(夕霧)は娘六君を匂宮にと明石中宮に願い出、匂宮はしぶしぶ承諾、薫も女二宮との婚姻を決意した。

 匂宮の婚儀を人伝に聞いた中君は、自身の懐妊を匂宮に知らせることも出来ずにいた。

婚礼の儀、六君は魅力的な姫であった。六君からの後朝の使いに気付いた中君は、故郷宇治の晩秋を侘びしく懐かしみ、眠れぬ夜を過ごすのだった。

 盛大な匂宮の婚儀に、薫は空虚な思いで召人の女房と一夜を共にする。一方、匂宮の夜離れを嘆く中君は、都に来たことを悔やみ、薫に宇治に帰る手立てを依頼する。やって来た薫の匂いやかな風情に、中君は以前何事もなく薫と一夜を過ごしたことを思い起こす。薫は中君の袖を捉え御簾の内へ入り迫るが、身重であることを知ると、この君を匂宮に勧めたことを悔むのだった。

 

今回は京都府庁 旧館 旧議場での開催です。かつて実際に議会が執り行われた歴史ある議場、建物も重要文化財の指定を受けており、格調高い造形には魂が籠もっているような気がします。京都の歴史を見つめ続けてきたこの空間で、薫の恋の行方を御一緒に辿ってください。

 

 

源氏物語 宿木 山下智子 京都
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四十九帖【宿木】

 

9月23日(祝)

京都府庁 旧館 旧議場

午後2時開演(開場:1時30分)

料金 要予約 4000円(全椅子 )

 

 

 

 

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東京公演 第十五帖【蓬生】第十六帖【関屋】  

 十月十一日(土)  十二日(日) 2時開演

浄立寺 和室 (第八十四回公演)現在ご予約受付中 2025年 第56回公演

 

源氏物語 蓬生 関屋 2025/10/11,12

 

再会の物語 二人の女君

 

第十五帖【蓬生】

第十六帖【関屋】

 

藤波のうち過ぎがたく見えつるは まつこそ宿のしるしなりけれ

 

 

大きな松の木に藤が咲きかかり

月の光の中にゆれながら吹く風にそうて

さっと匂うてくるのがなつかしう

ほんのりと薫りがただようのどす

 


第十五帖  蓬生  あらすじ


 源氏が須磨、明石に退居していた間に、末摘花の姫は窮乏し、召使いは去り、荒れた邸で孤独の日々を送っていた。受領の北の方になっている叔母は、姫を吾 が娘の侍女として九州に連れて行こうとするが姫は誇りを捨てない。帰京した源氏の訪れもないままに、叔母は頼りの乳母子を連れ去るのだった。
 翌年四月、源氏が花散里を訪れる途中、荒れた姫の邸に気づき、立ち寄った。源氏を待ち続けた姫の変わらぬ心に感銘を受けた源氏は姫の庇護を誓う。二年の後、源氏は本邸に近い二条東院に姫を引き取った。

 

 

 

第十六帖  関屋  あらすじ


 源氏帰京翌年の九月、空蝉の夫常陸介が任期を終えて共々上京した。逢坂の関を経て京へ入ろうとする折も折、石山寺参詣に向かう源氏と再会し、感無量の思いで歌を交わし合う。だがその後常陸介が亡くなり、継子河内守に言い寄られた空蝉は、それから逃れるために尼となってしまう。

   行くと来をせきとめがたき涙をや 絶えぬ清水と人はみるらむ(関屋より)

 

 

 

「末摘花」の巻で個性的な姫として登場した、故常陸宮の姫君。源氏の心を打ったのは姫の変わらぬ心根でした。また「帚木」「空蝉」 の巻で思いを断ち切ってなお忘れることの出来ない源氏の君と再会するも、残酷な宿世によって女であることを捨てなければならなくなった空蝉の悲劇。都に返 り咲いた源氏と再会する二人の女君の物語を、今回は通してお聴き頂きます。

源氏物語 蓬生、関屋 山下智子
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第84回

 

 十五帖【蓬生】

 十六帖【関屋】

 

10月11日(土) 12日(日)

 

【浄立寺】  二階和室にて

Map  現在地から検索できます

 

最寄り駅:千歳船橋駅 (小田急線) 徒歩5分

 

両日 2時開演( 開場 1時30分

全椅子席

 

御予約 3500円   当日4000円 

お席には限りがありますのでお早めに御予約下さい。

お申込は以下のフォームからどうぞ

 


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