京都 7月14日(府庁旧本館 正庁)
東京 7月27日(亀有藍ホール)
8月24日25日(成城 アトリエ第Q藝術)
大阪 8月31日 (西区民センター)
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七月十四日(日)京都連続語り会 「胡蝶」
第二十四帖『胡蝶』
六条院 春秋争いの風雅
こてふにも誘はれなまし心ありて八重山吹を隔てざりせば
たいそううららかに空は晴れていて
童べたちが霞の間から立ちあらわれたのは
ほんまに美しう優雅ににみえるのどす
胡蝶 あらすじ
晩春三月、六条院春の御殿で池に龍頭鷁首の舟を浮かべての舟楽が催された。折から秋好中宮が里下がりをしていたので宮付きの女房も舟楽を見物し、春の御殿の素晴らしさを宮に伝えた。夜は前庭での管弦の宴、内の大臣の中将はじめ、昨秋六条院に迎えられた玉鬘に思いを寄せる方々は多く、中でも源氏の弟の兵部卿宮は玉鬘を強く所望する。
翌日は秋好中宮による季の御読経があり、舟楽に参集した貴紳達は中宮の御方に参上。紫の上は鳥蝶に扮装した童を使者に桜と山吹の花を贈り春秋優劣の歌の贈答をした。
夏四月、源氏は玉鬘に届けられた懸想文をあれこれ読み、人物の批評とともに玉鬘に返答の仕方など指導するが、ある雨上がりの夜、源氏自身もかつての恋人夕顔にかさなる玉鬘への思いを抑えきれず心中を打ち明ける。不安定な身の上の玉鬘は他に頼る人もなく困惑するばかりであった。
本文の前に30分のあらすじ解説をいたしますので
初めての方もご遠慮なくどうぞ
京都府庁 旧本館
明治37年竣工、レンガ造で創建時の姿を留める現役の官公庁建物としては日本最古の建物です。
折上小組格天井が格調高い正庁では大正、昭和天皇即位の礼の際、閣議が開催されました。
7月14日(日)午後2時開演
開場は1時30分です。
会場 京都府庁 旧本館 正庁
https://www.pref.kyoto.jp/qhonkan/
上京区 下立売通新町西入ル薮之内町
ご参加費 3500円 要予約
地下鉄「丸太町」下車、徒歩10分
三条京阪から10系統、京阪神宮丸太町から93、202,204系統「府庁前」下車 徒歩5分
正門右手の新町通の東門からお入り下さい。
駐車場はございません。コインパーキングをご利用下さい。
お申し込みは以下からどうぞ
七月二十七日(土)亀有連続語り会 「横笛」
東京の連続語り会を我が町でも!と、亀有で企画して下さった
座・スーパーマーケット主宰 田村啓子さん。
今回は『横笛』です。
柏木密通による罪の御子 薫はすくすくと育っています。源氏は尼となった女三の宮の姿に複雑な思いを拭えません。
一方夕霧は、柏木遺愛の笛を一条宮で受け取りますが、その夜柏木が夢に現れ、自身の子孫に伝えてほしいと訴えるのでした。
手作りのあたたかい語り会です。聞き逃した・・・という方も是非どうぞ
午後二時開演 (一時半開場)
前売り 2800円(当日3500円)
お茶と巻にあわせた創作和菓子もお楽しみに!!
主催 座・スーパーマーケット
お申し込み/お問い合わせ先 03-3603-0338 (受付時間11時から17時)
藍ホール 葛飾区亀有3-21-11藍ビル3F 地図
お申し込みの際 このサイトをご覧になったとお伝え下さい。
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八月 二十四日(土)二十五日(日)東京連続語り会「東屋」前編
見し人の形代ならば身に添へて 恋しき瀬々のなでものにせむ
「ものなどいう様子も
昔の姉君のご様子に不思議なほど似申しといることや。
あの人形(しとかた)を探しといやす御方に
お逢わせ申したいなぁ」
「東屋」より
東屋 前編 あらすじ
浮舟は、今は母(中将君)の再婚に伴い財力ある常陸介の継子となっていた。娘の良縁を願い、求婚者の中から選んだ左近少将は、浮舟が常陸介の継子と知ると財産目当てに実の娘に乗り替えてしまう。
失意の内に中君を頼って二条院の匂宮邸にやって来た中将君は、匂宮の御子を得た中君の生活を羨望、宮の美しさを絶賛する。一方、中君は、姉大君を亡くした悲しみと大君を忘れられないでいる薫の深い心のほどを語り聞かせる。中将君は、浮舟の身の振り方を中君に託そうと考えるようになる。
上品でおっとりした何かものを言う様子などは亡き大君にたいそうよく似ていると思った中君は、折しも来訪した薫に浮舟を勧める。薫はすぐさま心変わりできないものの心が揺らいでいる。薫を垣間見、その貴人らしい振る舞いに感嘆した中将君は、浮舟を中君に託して常陸へと帰っていく。
118 4行目まで
宇治十帖の幕開きと共に、会場が「アトリエ第Q芸術」に変わりました。
キッド・アイラック・アート・ホール閉館に伴い、チーフディレクターであった早川誠司さんが、日本画家高山辰雄氏のかつてのアトリエを、総ての芸術活動の発信地として蘇生させました。
源氏物語のリトグラフでも知られる高山辰雄氏、毎回その中から一作を展示していただいています。
御息女で作家の高山由紀子氏は「源氏物語 千年の謎」の著者、源氏の御縁に導かれたかのようです。
成城学園前からすぐという立地、芸術の香りたつ「アトリエ第Q芸術」から始まる宇治十帖の物語、終演後にはご要望の多かった皆様との茶話会で楽しく過ごせる空間となります。
皆様のお越しをお待ち申しあげます。
これまでの物語をお聞きでない方もご安心下さい。
30分の解説でこれまでのお話や背景をお聞き頂いた上で語ります。
お問い合せ/お申し込み
*以下のフォームからお申し込み下さい
アドレスの登録をさせていただき、次回以降のご案内を差し上げます。
2019年
8月24日(土)
25日(日)
第61回 「東屋」前編 第五十帖
【アトリエ第Q藝術】 Map
最寄り駅:成城学園前 (小田急線)
両日 3時開演( 開場 2時30分)
御予約 3000円
当日 3500円
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八月三十一日(日)大阪西区民センター 「箒木」「空蝉」
第3回 「箒木より箒木の女」 第二帖
「空蝉」 第三帖
8月31日(日)
2時開演( 開場 1時30分)
御予約 2000円
当日 2500円
定員 80名(先着順)
お問い合せ/お申し込みは
06-6531-1400